中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その④メリット編~同級生の質~

メリット編だけで長くなってしまいましたね。

ここまでの記事はこちら↓

中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その①

中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その②メリット編~高校入試をしなくていい~

中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その③メリット編~カリキュラムが1年早い~

大丈夫、デメリット編でしっかりディスりますので(笑)

今回のメリットは実は裏返しでデメリットにもなる内容ですが、とりあえずメリットとして書きます。

一言で言うと中学入試をして入る学校は同級生の質が良いということです。

2~3年の受験勉強をするくらいだから、基本的にはマジメで先生のことを聞く良い子が多いです。

僕はある大雪で学校の始業が2時間遅れた日でもクラス全員が登校した日に思いました。「なんだかんだ言ってふざけてても、こいつらマジメだ。」と

6年間、なんだかんだあって中には辞めてしまう人もいますが、勉強を完全に放棄する人はいません、いわゆる「中だるみ」の時期にサボっても、大学受験をする頃になるとみんな勉強し始めます。

周りがやりだすから「やばっ!俺もやらんと!」ってなるんですよね。

それに、多少ふざけても勉強を捨てることもないので、「どういう勉強してるの?」と同級生のやり方を参考にしたり「どこの塾言ってるの?」と周囲から情報収集したりもして、自然と勉強関して良い刺激を与え合います。

また、学歴が全てではないですが日本はまだまだ学歴社会なところがあって、卒業生に同窓会で再会してみると、大手の名だたる企業に勤務していたり、官僚になっていたり、医者になっている人がゴロゴロしてます。

(その変わり、変な大学に進学すると恥ずかしくて同窓会に出れないということにもあります。)

将来に使える人脈形成にもなります。

学校が生徒をクビにできる

私立には「生徒をクビにできる」と言うメリットがあります。

公立の中学は日本国憲法に保証された「教育の権利」ですので、生徒が先生を殴ろうが同級生をイジメようが、学校をクビになりません。逆に先生が生徒を殴ったら「体罰だ!」って先生がクビになるんですよね。どうかと思います。(僕はある程度先生は生徒をケガしない範囲で殴る権利を認めた方が日本の教育は良くなると思いますがね。)

でも、私立の場合は「うちにふさわしくない」と生徒を退学にすることができます。

本当に非行に走ったり先生に逆らえば、学校から排除します。

だから、「クラスにどうしようもない不良がいて暴れてさ~。」という事態は防げるのです。

実は僕が中学受験をしようと思った動機もこれでした。

地元の中学校が廊下をバイクが走るような荒れてることで有名な中学校でした。

すでに小学校ですら暴力的な子が多くて、いじめられてたので「あの学校に行かなくていいなら勉強くらいするよ!」って思ったのです(後で書きますが中学受験する際の子供自身のモチベーションって大事です。そういう意味であえて小学校は公立に行って子供が「地元の中学に行きたくない。」と言い出すのを待つという手もあります。

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