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二つ目に言いたいことは、時代が本当に変わりつつあるので、もうそろそろ「普通」や「常識」に従ってると、損をするよと言うのがみんなにも分かるくらいのところまで来てるよ、ということです。
具体的に言うと、最近年金が実は全然安心でないことが報じられるようになってきました。(これも、自分のアタマで考えてると持つわけがないんですよね。選挙で負けるから与党も言わないし、マスコミも「報じないという情報操作」をするんですが、ついに隠せなくなってきたな)
やれ、老後のたくわえが実は2000万円必要だとか、年金の支給開始を70歳に遅らす方針だとか言われつつあるでしょ?
ずっと信じてきた(信じさせられていた)、60歳になったら定年退職して後はのんびりできるという人生設計は、恐らく通用しない時代になりつつあります。
また、これも最近のニュースですが、大企業で45歳以上の人がバンバンとリストラにあって首を切られてます(まあ、建前は「希望退職」ですが、半強制的ですよね)。
これもヒドイ話ですよね。
60になるまで面倒みるよ。安定してるよ~。
と言う暗黙の条件でその代わりに、サービス残業当たり前、家を買ったら転勤させる、ずっと社内にいるから社内の知識はつくけど転職市場で売りとなるスキルや経験は積めないと言う条件で会社に忠誠をつくさせておいて、「オッサンは給料高くて、新しいことの物覚え悪いから」という理由でさっさと切るんですよ。
こういう社会の状況をみるに、「高学歴を通行切符に安定した会社に就職して定年まで勤めあげて60歳から余生を送る」というモデルはもう信じられないと言った方がいいと思います(なかには、その中でもサバイバルして、定年までは残る人もいるでしょうが)。
だから、生徒に対して「頑張って勉強して良い大学受かれば、後は人生がバラ色だよ~」と言う価値観では接せられないんですよ。
もちろん、さっき述べたように自分のアタマで考えてすれば勉強は役に立つし、名刺代わりに学歴は能力の証明として使えると思います。
だから、今の塾で「正しい」勉強を教えることは続けるつもりです。
だけど、保守的なお母さんの理解を超えた話をしてキレられようと、もう一つの価値観を伝えずにはいられないんですよ。
どういうことを伝えたいかというと、
これからは変化が激しくなり、能動的にスキルや資格を取ったり、転職したりしないといけないので、「何が必要か?」を都度自分のアタマで考える必要があります。
思考停止してる場合じゃないんですね。
今良いとされてることでも「それで本当にいいのか?」と常に考え続けることが必要だと思います。
それと、そもそも「幸せとは何か?」から考えないといけない時代だと思います。大企業に就職したり年収の高い仕事に就く=人生の勝ちという価値観もまだまだありだと思いますが、人によって幸せの定義は「自由な時間」だったり「家族の幸せ」だったり「自己実現」だったり色々あると思います。
そこから自分のアタマで考えることが必要だよ、と伝えたいですね。
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