家で何気なく「ブラタモリ」を見てました。
僕はタモリさんが大好きなんですよ。
「やる気のあるものは去れ!」
とか
「ちゃんとしろよ!仕事じゃないんだぞ!」
などの名言を残す、世間の常識に中指を立てるアナーキーさを持ちながら
イグアナの物まねや四か国語対戦麻雀などのオリジナルのネタで人を笑かす。
芸人か?と、言われれば漫才もコントもするわけでないし、先輩や師匠の人間関係に絡めとられた「先輩やぞ!」と言う上下関係の鬱陶しい吉本の芸人の世界の住人だったこともない。
それでいて、長くお茶の間を楽しませて来た稀有な存在です。
そんなタモリさんの魅力が詰まったブラタモリを見慣れていると、変なことになるんです。
タモリさんは、高低差や地質が大好きです。
だから、番組の途中でも高低差のある地形や「これは何の石でしょう?」と言うなぞかけが出されて、「実はね・・・」とその土地の成り立ちの秘密が番組で明かされます。
見慣れてくると「この岩なんだろう?この地形はどうやってできたんだろう?」と一緒に興味持ってみてしまうんです。
番組の作りが上手いとも言えますが、結局はタモリさんです。
タモリさんが誰よりも地形や岩石を面白がっているので、こちらまで興味を持ってしまうのです。
だって、岩の種類や高低差ですよ。超マニアックじゃないですか?
普通オジサンが出てきて「この岩はね・・・」なんて話されたら
「うちら、岩なんて興味ねーっし!」って一蹴されますよ。
でも、タモリさんがニヤニヤしながら面白がってるから見てるこちらまで面白く思えるんです。
やっぱタモリさんは偉大だわ。
ただね、これは僕をはじめとするオタクやマニアックな人は学ぶべきことです。
話題がマニアックで一般受けしないことでも、それを面白がってる自分のキャラクターや語り口や熱意で、「よく分からないけど、この人がこんなに面白がってるなら、きっと面白いんだろう。」って思わせてやればいいんです。
僕もタモリさんには及びませんが、プロレスやガンダムの話題をガンガンします。
相手が知らなくても、「面白いと思わせてやる!」と意気込んで日々語ってます。
そんな僕のラジオを良かったら聞いて下さいね。
https://kuromon-bcs.com/radio/program0008/
実はステマでした(笑)
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