息子の卒園式で担任の先生の涙に自分も泣いた話

息子の卒園式でした。

 

 

泣かないつもりが、担任の先生が泣いてるのを見てたら、泣いてしまいました。

息子の幼稚園は、園庭が無い(園の真ん前が公園)し、職員も多いわけでないです。

設備面の売りは園のバスがトーマスの形をしてること(これがキッカケで息子は通いたいと言い出した)くらいです。

また、特に特殊な教育をするわけでもなく、普通のお絵かきや工作や歌や運動をします。計算ができたり、英語が喋れるようにもなりません。

でも、ハード面に売りはないけど、先生たちが皆さん暖かいのです。
数値にできないソフト面がいいのです。

この園に通って、「息子が迷惑かけてるんじゃないかな?」という心配はあっても、先生や園に不満を感じたことは本当に一度もなかったです。
子どものことをよく見てくれてるなぁと思ってました。

そんな先生だから卒園式で担任の先生が泣かれるのだと思います。

僕は塾の先生をしていて、ついつい「できないこと」を「できるように」という 思考をしてしまいます。

世の中だって、「〇〇ができるから凄い!」みたいな評価基準が多いけど、結局大事なのは「どういう人であるか?」だと思います。

すごい能力があるけど人に好かれない人より、何もできないけど人に好かれて助けてもらえる人や信用を持ってる人の方が、これからAIとか出てくる時代には強いだろうと思います。

だから、悪いことしたら「ごめんなさい」が言える、誰かに助けてもらったら「ありがとう」が言えるという人として基本的なことこそ大事なんじゃないか?と思います(残念ながら人生上から目線の僕と息子に一番欠けてる資質ですが)。

競いあわず仲良く助けあう、愛情に包まれた環境が遠回りだけど、子供たちの人生に役立つといいな、と思いました。

と、いうことをお別れ会の締めの挨拶で喋ろうとして、見事にスベッたので、ここに書いてます(笑)

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