若者が選挙に行きたくなる話①~シルバー民主主義~

もうすぐ参議院選挙ですね。

なるさんは正直にいって冷めてます。

どうせ、このままだと自民党が勝つんだろうなぁ~って。

でもね、自民党が好きか嫌いかは別として若い人ほど選挙に行った方がいいんです。

それについて今日は書いてみます。

シルバー民主主義って何?

時々聞きませんか?

「シルバー民主主義」

これは、一言でいうと

お年寄りの層の方が人口も多く投票率が高いので、選挙に勝ちたい政治家の政策はお年寄りを優遇する政策にがち、ということです。

ちょっと、数字を見てみましょう。

選挙の年代別の投票率の違いがヤバい!

これは衆議院選挙の各選挙の投票率を年代別に分けて、その推移を表したグラフです。

衆議院議員総選挙年代別投票率の推移(公益財団法人 明るい選挙推進協会)

一番最近の選挙だと、60代の投票率が70%を超えてるのに、20代は33%です。

この差はヤバいですね。お年寄りは選挙に行くのが当たり前なのに若者は3分の1しか行かないんですね。。。

 

当たり前だけど、政治家は票を入れる人を向いて仕事をする

よくね、「最近の政治は若者を大事にしてない!」とか「子育てする層にフォローがない!」とか怒りの声があがってます。

それはごもっともなんですが、政治家だって票を集めて当選しなければ政治家でいられなくて、失業します。

票を入れてくれる人の方を大事にするのは当然です。

若い層は、好き嫌いで投票しないのではなくて、そもそも投票に行く率が低いですからね。

若い層がたくさん投票に行くけど、自分に投票してくれないなら、政治家も「もっと若者の支持を得るためにどうすればいいか?」って考えるだろうけど、

そもそも、投票に来ないなら、「放っておいてもいいか。公約に『若者と女性が輝く社会』とか耳当たりの良い言葉を一応入れておけばいいや」ってなりますよ。

そうは言っても、自分が選挙に行ったからって何も変わらないでしょ?

この気持ちはよく分かります。

選挙となると何万票が動く世界。

自分一人なんてカスみたいだし、周りの親戚や友達使っても数十票。

何も変わらない気がします。

それに、テレビを見てもあまり好きになれない顔の政治家たちが小難しいことを言い合っている。

どうせ、上の方の偉いオジサンたちの駆け引きで決まってしまうんでしょ?

自民党は好きになれないし、彼らに票を入れたくないけど、じゃあ「これだ!」という票を入れたくなる野党もないし。

だったら、貴重な休みは選挙なんかに行くより自分のことに使いたいわ!

 

と、思う気持ち分かります。

多分ね、若い人が選挙に行かない理由って「希望がないから」だと思うんですよ。

 

だから、次回に「希望のある話」を書きますね。

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