目先の結果を追うのかよ、という話①~テストの点は何のためにあるのか?~

学習塾をやってます。

もう11年ですね。

昔は「テストの点が上がりました!」とか「合格しました!」(これは今でも嬉しい)がすごく嬉しかったんですけど、最近はどうでも良くなってきました。

それよりは「暗かった子供の顔が明るくなりました!」とか「勉強が楽しくなりました!」と言う感想の方に喜びを感じるようになりました。

これは多分僕の感覚のマヒでもあり、視野が広がったことによる成長でもあると思います。

最近意地悪して言うのが「点数が上がれば良いというなら、カンニングして点数が上がったらどう思いますか?点数は上がってますよ。」と言うことです。

「え?」と思うでしょ(笑)

これは「何のための点数か?」と言う根本に立ち返って考えて欲しくて言うんです。

例えば内申点みたいにそれぞれのテストの結果が持ちポイントみたいに積みあがっていって、それが入試に使われるのであればどんな手を使ってでも点数を取った方がいいです。

それこそカンニングしてでも。

でも、そうでないならテストってなんのためにあるんでしょうか?

この答えは次回のブログで書きますが、勉強に小手先のテクニックなんてないです。

よく「うちの子は勉強の仕方を知らないので教えてほしい」という言葉を頂きます。

これって、意地悪く言うと「うちの子は成績悪いけどバカじゃないよね?!バカじゃないと信じたい!」ってことなのかな?と思ったり、

「勉強には点を取るテクニックがあるから、それを知らないだけだから教えてもらえば点が取れるんじゃないか?」って思ってるのかな?と思ったりします。

そんな魔法のようなテクニックなんてないですよ。

もちろん、僕に習ったらすぐに結果が出ることもあるのでそれを「魔法のテクニック」と感じるかもしれませんが、テクニックではないです。

「最短距離」です。

結局大事なのは本質をとらえることです。

本質を考えて大事なことをするようにするだけです。

次回に続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です