中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その②メリット編~高校入試をしなくていい~

と言うことで、割と真面目に書いてみます。

前回までの記事はこちら↓

中学入試をするメリット・デメリットをなるさん(塾講師)が解説その①

中学入試メリット編

高校入試がない

これは読んでその通りですね。

中学受験して入る学校は大体が中高一貫校です。

だから、そのまま受験なしで高校まで上がれます。

どうせ高校入試で苦労する(しかもその頃は子供は反抗期で言うことを聞かない)するくらいなら、前倒しして小学生のうちに苦労しておけば、結局一緒じゃないか?という考え方

広島の高校入試のシステムがクソ

これは僕個人の偏った見解ですが、広島の高校入試(大体の県はそうですが)が良くないんです。

どういう風に良くないかと言うと

①内申点が入試の半分を占める

中学校3年間の通信簿の成績が点数化されて積みあがります。そしてそれが内申点と言う持ち点になり、高校入試のテストの結果が半分+内申点で合否が決まります。

だから、それまで不良だったビリギャルみたいな子が突然中3の夏に猛勉強始めても、逆転合格なんてできないんです、高校入試だと。

しかも、この通信簿の成績は定期テストの結果だけでなく提出物を期限までに提出したか?とか普段の授業態度などの要素も入ってます。全体的に学校で先生からみて良い子でなければなかなか「5」が付きません。

これに加えて、「どうせ入試に関係ないし~」と生徒がナメた態度を取らないように、体育や音楽などの副教科の点数が倍にカウントされます。

英語で「4」をとってもそのままですが体育で「5」だと内申点では「10」とカウントされます。

僕みたいなテストはできるけど、運動音痴で実技がだめな人間が公立中に行ったら絶対に基町高校に受からないですね(笑)

良いか悪いかは別として、体罰がふるえない公立中学の先生が生徒を統制する武器として効果が発揮されるように設計されてますね、この内申点は。

学校では生徒会長のように良い子のタイプが入試で有利になります。

僕ら学院生のように「変なことぶつぶつ言ってるコミュ力は低いが知能だけは高い」タイプには向きません。

お子さんが「歪な天才タイプ」だったら高校入試はやめた方がいいですよ。

②1校しか受験できない

公立高校の入試ですから、願書を出せるのは一校だけです。

希望の高校に不合格だった場合は私立の高校に行くか、定員割れした高校の2次募集に入るしかないです。

だから、予想倍率というのに皆さん敏感になるわけです。

僕は基町高校に願書出す人はすごいメンタルだな~と思いますね。

落ちたらゼロなわけですから。

まあ、大学入試もそうですが、浪人ができますからね。

中学入試だったら複数校受験が当たり前なので、「ダメ元で学院と附属受けて、本命は修道、滑り止め城北とAICJ」とかできるのでどこかの中高一貫校には行けます。

 

このブログは大体一息で書ききれる1000文字くらいを目安にしてます。

長くなったのでメリット編の続きは次回に持ち越します。

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