こんにちは、SNSでは #ナルコール なんて言葉もあるくらい、アルコール依存症のなるさんです。
でも、ダイエットのため最近は飲んでません。
この続きブログは全部、お酒を飲んでない素面で書いてます。
呑んで書いたらどんな内容になるか怖いです。
いきなりですが、僕は小学校4年生の時に学校のトイレに間に合わずにウンチを漏らしました。多感な子どもたちは敏感に反応し、「ウンチングくん」と言うあだ名を付けられました。この十字架は卒業まで外れませんでした。
イジメられたとも言えるし、自分で恰好の燃料を提供してしまったので、しょうがないとも思います。
僕は昭和54年の生まれです。小学校の途中までは昭和でした。
何が言いたいかと言うと、僕の幼少期は世の中では洋式トイレが珍しかったんです。
でも、僕の実家はトイレが洋式でした。
だから、和式トイレになじみがなかったんです。
今でも和式は本能的に嫌いです。
何も支えがないところで、しゃがむのと踏ん張るのを同時にするなんて信じられません。
学校で漏らしたのも、学校のトイレが和式ばかりで使いたくなかったから、我慢していたせいでした。
大便がしたくても根性で帰宅するまで我慢してました。
そして、ついに悲劇は起こったわけです。
さて、子育てと何も関係ないように見えますが、うちの息子も幼稚園で大便をするのを嫌がります。
我慢してるんでしょう。帰宅するなりトイレに駆け込んだり、年少の時はパンツのなかにしてたこともありました。
だから、「お父さんは小学校の時にお前と同じように我慢してて、結局小学校で漏らしてしまった。そうならないように、幼稚園のトイレでして来なさい。さもなくば・・・」
と、脅したりご褒美で釣ったりして、何とか幼稚園のトイレに行く習慣をつけさせようとしました。
でも、なかなか息子はしません。結局帰宅するまで我慢します。
口先では「嫌じゃないけど、ちょっと忘れただけ・・・」
と言い訳します。
そして、これは小学校に入学しても続いてます。
低学年のうちはいいけど、高学年になって漏らすと恥ずかしさが地獄ですよ。
(まあ、今はこうやって話のネタにできてるのですが、そうなるのに10年かかりましたね。)
と、言うことで心配をして「学校のトイレでしてこい!さもなくば・・・」と脅す、ダメな子育てを日々してます。
僕は、このままだと将来の惨劇が予想されるので、そうならないようにと「息子のためを思って」報われない小言を言うわけです。
これに、うちの奥さんがつい最近こう言いました。
「いいじゃない。放っておけば。漏らして恥ずかしい思いしてから、反省すればいいんじゃない?」、と。
こう言われて少し思ったんです。
息子のためをもちろん思ってのことだけど、自分の失敗を子供の人生でリベンジしようとしている、ある種の僕のエゴかもしれない?と。
こうやって、考えてみると中学入試をさせたい親だって、エゴはエゴだけど「子供のため」を思ってやってます。
漏らせば分かるけど漏らした時にはもう遅い。
勉強の大事さに気づいた時にはもう勉強する機会は去ってて、勉強分からなくなって取返しがつかなくなる。
本当は子どもの自主性に任せたいけど、それだと遅いから「親が決めてしまってる」のかもしれません。
長々と書きましたが、結論はわりとシンプルです。
「良かれと思って」とか「子供のために」と言っても、「こういう人になって欲しい。」と言う未来の理想を描く時点で、それはある意味親のエゴです。
でも、「子どもを自分の操り人形にしたくないんで、一切何も言わず、全て好きにさせます。」と言うのもちょっと違うのかな?とも思います。
だって、今回のYoutuberじゃないけど「すべて子どものやりたいようにさせるので、『学校行きたくない』と言ってるから行かせない」と言うのも、エゴはないけど無責任なように僕には感じられます。(無責任ならいいですけどね。「学校行かない方がカッコいいから」とか思ってないか心配です)
かと言って、「あなたは将来は絶対に医者になるの!医者以外はありえない!」って決めつけてるのもエゴを出し過ぎだろう、と思います。
だから、我々は我が子に多かれ少なかれ「願い」と言う名の、エゴまたは呪いを背負わせていることに自覚的にならないといけないと思うのです。
その上で、どの程度までのエゴなら程よいのか?と考えたり、自分では正しいと思っていても、将来に渡って通用することなのか?と疑ってみることも大事なんじゃないか?と思います。
すんません、わりと凡庸な結論に至るまでに長々お付き合い頂いてありがとうございました。
お時間を頂戴しました。
PS:受験に関わるプロとして言わせてもらうと、エゴだとしても子どもが「お母さんのために受験してやってる」と言う発言が出るようだと、勉強のパフォーマンスはがた落ちします。
「自分で受験したいと思ってやってるんだ。」と思うように上手に誘導しましょうね(笑)
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